子育てとMTGの記録 ~第六回 モダンホライゾン~
前回記事は下記参照
モダホラ発売に伴いモダン環境への移行を決意した私が最初に選択したデッキはマーフォークだった。
とにかく比較的安価でバイアルを使いまわせばいいと思っていたからだ。
レン六、先輩、ウルザ、否定の力、基本土地フェッチ、キャノピーその他もろもろと強力なカードぼんぼんプレビューされるにつれ地方の店舗では発売当日のBOX予約が早々に締め切られ、2次入荷分なるなど灯争大戦に続き大変な盛り上がりを見せていた。
自分も2次入荷分でBOXをゲットして中々の引き具合に満足した。
…モダンに移行して出費と損失を抑えるはずが普通にモダンのカードを買ってしまって出費を抑えることが叶わなかった。
それからはスタンのイベントに行く頻度を減らして新たに開催されるようになったモダンイベントに通うことにした。
都合がいいことにモダンイベントは土曜日の夜19時からだったので妻と息子からのヘイトが下がった。
息子も1歳になるころで、離乳食から普通の食事に切り替わりしっかりしたものを食べるようになっていた。
とにかく子供用の食事の用意と食べさせることに時間がかかり平日夜に出かけるハードルがグンっと上がった。
大人と完全に同じものが食べれるってわけではないので焼いた肉にサラダ添えればOKってことはないし、味付けも薄味ベースで香辛料も扱いづらい。
別に辛党ではないが唐辛子とかコショウとか熱いのとかピリッとした感じをほとんど作れなくなるのでレパートリーが単調になる。
お肉もひき肉が多くなるし魚は工夫しても食べないしでとにかく、手をかけても食べない!
色々気を使っても何も食べないんだが、市販のウインナーとかチキンナゲットとか出来合いのものはバクバク食べるのでもうどうでもいいやってそれらに頼ることにした。
ただ、どうやって野菜をしっかり食べさせるかは常に悩んだ。
メインは出来合いでいいが毎日ってわけにもいかないし野菜はしっかり取らせたい、とにかく様々なレシピを試したが、何をやっても食べるものはおかわりするぐらい食べるし、食べないものは食べない。
食べたと思っても次に出したときは食べない。
白米すら食べないことも頻繁にあったが、その場でおにぎりを握ってあげたりなどとにかく楽しい雰囲気を作ってあげるなど、調理に関係ない方法で食べさせる作戦が有効な場合も多かった。
なんだかんだデザートで釣る作戦が一番有効だった。
その辺り物わかりのいい子で助かった。
そんな背景で急かしてご飯たべさせるわけにいかなので、土曜日の夜ってのは大いに助かった。
で、スタンをほどほどにモダンに通うようになったのだが、カードを知らなすぎることもあって思うように勝てなかった。
全く勝てないわけじゃないが勝ち越すことがたまにあったくらいで、でもそれでいい。
トップメタを握っているわけじゃないから気負わず楽しめるし、ここから覚えればいい。
モダンは良い、Tier3だろうが隙をついて勝利をかっさらうだけの殺意がどのデッキにも搭載されているので絶対全然勝てないなんてことがない。
ただ、悪い癖で勝てないとすぐに別のデッキを握りたくなってしまって、そのまま赤単フェニックスを組んだ。
フェッチなしに組めるってのとフェニックスがモダンでしか使われなくなってちょっと値下がりしていたので勢いで買った。
気づけば灯争大戦環境も終わりに近づき、M20環境に向けてスタンをお休みしてモダンのイベントだけ出ていた。
この後M20環境のお話になるのだが、それはまた次回。
とにかくモダンで遊び始めて魚⇒赤単フェニックスとデッキを変え、少ないながらもモダンを何度かプレイしていたのだが、そうこの時期はちょうど夏なのだ。
ホガークの夏
真剣にモダンに取り組んでいたわけではないので環境をしっかり覚えているわけではないのだが、とにかくホガークヴァインでモダンは壊れていた。
マイコカーンとかも台パンものだったがホガークが突き抜けていたはず。
モダホラ発売から2か月半らしいが、ホガークがモダンで禁止された。
ついでに、信仰無き物あさりも禁止された
こうしてモダンにおけるフェニックス系デッキはホガークの道連れとなった。
片手で数えるくらいしか使っていない赤単フェニックスは文字通りお亡くなりになられた。
ただ、この時すでにモダンの青白スピリットを組むための準備を始めていたのだ…いやなんのためにスタンからモダンに移行したのかわからなくなるぐらいのペースで次々とカードに手を出している…エルドレインの発売後までモダンも小休止となった
次回は少し時間を戻ってM20環境のお話。
~続く~