子育てとMTGの記録 ~第八回 エルドレインとパイオニアの制定~
前回記事は下記参照
前置きするが、今回は特に家事育児で思うことはなかったので何も書きません。
子育ては相変わらずだが諸々落ち着いてとくにカードへ行くことに何か変化があったわけではないので、その辺は次回で。
エルドレインの直前、TOKYO出張の折、初めて晴れる屋TCへ突撃した。
時間もそんなにないため早朝モダンってやつにでて、そこで青白スピリットを初回し。
晴れる屋も初めてだったけど英語圏の人と対戦したのも初めてでTOKYOはすげぇやって改めて感じた。
隙間時間に対戦しにいけるっていいな…
この頃なぜかいつも行くショップからモダンイベントが消えていた。
さて、エルドレインは前評判以上にすごいセットだった。
プレビュー段階でむかしむかしはモダン絶対ダメだろって言われていたし本当にダメだった。
あの最強PWオーコの前評判が大したことなかったのをよく覚えている。
予約価格も2500円と神話PWあるある。
モダンでも使われそうなのが、借り手、むかむか、エムリーあたりだろうなって感じだったので特に予約しなかった。
そして始まる食物の秋
上から下までオーコまみれ、スタンは原野VSオーコのはずがなぜか原野だけBANされる。
おかげでオーコ一色になりスタンで速攻禁止。
そのあとレガシーまでまるっと禁止になって最強PWの称号を手に入れた。
むかむかもモダンまで禁止
その他4枚がスタンで禁止になるなど
計6枚の禁止カードを輩出したとんでもセットだった。
スタンやってなくてよかった。
と、禁止云々の前に、エルドレイン発売から約3週間後くらいになるのだが
新フォーマット:パイオニアがある日突然制定された。
衝撃的だった。
有効色フェッチを禁止したマジックオリジン以降の通常セットのみで構成されるエターナルフォーマット。
私のような新規勢には朗報オブ朗報。
夜間の告知だったので、翌朝開店と同時にショップへ駆け込みモダンに居場所が無く見るも無残なカスレア同然の価格をつけられていたかつてのトップレア達をしこたま買い漁った。
ショップも正直混乱していたと思う。
開店同時だったのでMTG担当ではない店員さんが対応していたのだが、その時は朝から在庫がよく売れるなぁぐらいにしか思っていなかったろう。
この辺はなぜか1000円以上で粘ってた。
パイオニア制定からMF名古屋まで間はデバック期間と呼ばれていて、公式が必要であれば毎週禁止改訂を行うと宣言していた。
本当に制定から約3か月間、毎週と言わないまでもBANBAN禁止カード送りが出るので様々なカード相場が乱高下を繰り返していた。
ウギンは再録前ともあって1万円に到達していた。
モダン参入を決意していた私は急遽舵切、バイアルやモダホラのカードを手放してパイオニアにオールインすることに決めた。
最初に青白コンを組んでみたもののデバック期間に握るのはさすがに無理があって思うように勝てなかったので即解体。
原野を握って禁止、バントカンパニーにオーコ入れて禁止、最後はエルドラージランプとモダンからおさがりして来た青白スピリットを握っていた。
とにかくデバック期間は禁止になるから組まないじゃなくて、どうせ禁止になるからその前に使ってさっさと売り払おう、むしろどんどん禁止にぶちこんでやろうぜみたいなとんでもないお祭り状態で、それはそれで楽しかったし、やはり禁止になるデッキはいとも簡単に3-0する。
前回浪費がどうこう言っていたが結局パイオニアであれこれ散財した。
ローテに向けてカードを大量にうってしまったのが本当にもったいなくて、パイオニアで再び値がつくようになったものがいくつかあったのだ。
エルドレイン発売後じゃなくてこうゆう話はローテ前に出しとけよと文句の一つも言いたくなるってもんよ。
通っていたお店は結局ほとんどスタンダードしか開いてくれなかったので、車で20分かかる別のお店に通うことにした。
毎週水曜日の19時半からパイオニアの練習会と称したイベントが開かれており、以降は週に1度だけそのイベントにでかけることになった。
禁止になるカードばかり使っていたからこの平日イベントで負けることがほぼなくて、なんだか勘違いしてしまいそうになった。
スタンダードは禁止連発でほとんど人が集まってなかったと聞いて、かなり人がパイオニアにお熱になってくれていた。
そんなこんなでテーロス還魂記のプレビューが始まるころにはパイオニアはデバック期間を終え、その発売とMF名古屋をもって本格始動を…
とならなかったのは世界情勢があの日から一変してしまったから。
次はテーロス環境
~続く~